Finemold1/72零戦二一型

 

模型雑誌の特別企画で付録に付いてきた、零戦二一型の模型「マガジンキット」です。

2号連続で零戦一機分。模型はFinemold製で、細部まで表現されたディテールと美しいフォルムが魅力です。

制作コンセプトは“キレイ”な零戦

航空機の模型は操縦席から組立てます。

計器板は細かいデカールで再現されています。

レバーやスイッチ類の緻密なディテールは筆で丁寧に塗り分けます。

軽量化のために椅子には穴が開いていたそうなのでピンバイスで開口。市販のエッチングパーツでシートベルトを追加工作しました。

機体の内部も緻密に再現されています。

下地色にガイアノーツの123スターブライトジュラルミンをエアーブラシ。操縦席周りはMrカラーNo.126 コクピット色(三菱系)を内部はMr.カラーNo.057 青竹色 (メタリック) をそれぞれ、エアーブラシで塗り分けます。精密ディテールは、やっぱり、筆塗りです。

操縦席を組み込んでみます。エンジン部の冷却穴は裏からリューターで薄く削って開口します。


操縦席を胴体に納めてから機体の塗装に入ります。

機体の下地色にもガイアノーツのスターブライトジュラルミンをエアブラシで塗装

マスキングテープで丁寧に塗り分けをします。

落下式増槽

集合排気管の排気口が不自然

なので、リューターで開口し、エッジを薄く削り、スケール感を出します。

黒を塗装して奥行きを出します。

栄十二型空冷星型

14気筒940馬力

機体色はMr.カラー C56明灰緑色+ガイアノーツ211灰緑色+EXホワイト+025橙黄色の4色を混色。

それぞれを、6:2:1:1くらいの割合で混ぜました。

風防はマスキングテープで丁寧にマスキングします。

初めに黒を塗ります。その上に機体色である灰緑色を塗装します。

すると、風防越しに内側の黒が再現されます。

外側は機体色と同じ灰緑色

ピトー管はプラのままでは、強度が不安なので真鍮パイプと真鍮線で作り換えました。

97式7.7ミリ機銃は0.3mmのピンバイスで開口

ブレーキホースを0.2mmの銅線で再現

翼端灯のクリアパーツはクリアレッドとクリアグリーンで透明感を出します。

尾灯はクリアーランナーを削って工作してみました。

エナメル塗料の黒でパネルラインに墨入れをします。

密度の濃い、繊細な小スケール模型なので、黒を使って、よりディテールを強調します。

“大胆”且つ“繊細”

デカールの貼りムラ・・・

雑誌が脇役で、付録が主役か。


いや、Finemold製だから。なのか、

マガジンキット恐るべし。

市販のエッチングパーツでできたシートベルトがリアルな感じを出します。

1/72スケール Finemold製 零戦二一型

2008.3.2





最後まで読んでくださりありがとうございました。

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